「小中学生の集い“シーカーズ”」
“シーカーズ”何ですか?
教会にとって子供たちは宝物です。教会では、日曜日に幼稚園生、小学生、中学生を中心に、子どもたちと一緒に聖書のみ言葉を聴き、学び、祈り、賛美を捧げます。この教会学校で聞いた聖書のことばは、いつまでも心に残り、やがて大きく実を結ぶのです。これとは別に、小中学生が平日に教会に集まり、皆でワイワイガヤガヤと好きな事をやっている集いがあり、“シーカーズ(Seekers)”と呼んでいます。これは、“探求者たち、イエスさまを捜す”という意味です。きっかけは、小中学生のお母さんが、子供たちのために教会で楽しく遊ばせたらいいだろうなと思い、知り合いのお母さんにも声をかけて始めたところ、その輪が広がりました。子供たちのお母さん方も、喜んで送って下さっています。
いつ集まるの?
こうして、毎週金曜日の午後4時半から6時まで集まることになりました。子供たちは、学校が終わり家に帰ってカバンを置き、急いで教会に集まります。なんと、子供たちはスマホを持ってくるのです。午後4時半と言いながらも、今では1時間も前から集まり、ワイワイガヤガヤ各人が好きな事をして遊んでいます。時間が来れば、少しだけ真面目タイムになってもらい、賛美と祈りと聖書のお話をしてー。スマホでゲームをやりながら話しを聞いている子供もいますが、そこは自由でOK!「先生!そんなの信じられない!」と言っても、それもうまく受け入れながら進行です。
自由で安全安心!
今日の子供たちを取り巻く問題は、「いじめ」「不登校」「自殺」「虐待」など深刻です。言葉は荒れていて、子供達には子どもたちの戦いがあります。家庭、学校では勉強、そして塾でまた様々なお稽古ごとをする中で、子どもたちは色々と傷ついています。私たちの子供の頃は、自由に遊びまくり、自由にのびのびと遊ぶ時期は、そのようにさせるのが子供の成長には一番です。毎週そのように過ごし、クリスマス、バーベキューなどの行事を子どもたちと大人がいっしょに作り上げ、生き生きと遊び学びながら良い友だちが出来ればと願います。教会学校の先生が見守りながらやっていますので、安全安心な居場所です。
(2019年6月 小坂圭吾)