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礼拝用の聖書は何?

日本の教会(プロテスタント)の礼拝では、口語訳聖書、新改訳聖書あるいは新共同訳聖書が用いられています。現代訳聖書が刊行(1983年)されて、私たち聖書キリスト教会の信徒の皆さんは、個人デボーションで、現代訳聖書を使い始めました。しばらくして、ある教会が、「現代訳聖書」を礼拝で使い始め、聖書キリスト教会でも、礼拝でも“現代訳聖書”に切り替えました。それは、尾山令仁先生が訳されたこと以上に、読んで分かる聖書だからです。

先日、始めて礼拝に来られた方が、「現代訳聖書」を持参して来られました。「読むには、これがわかりやすくていいですね。」と言っておられました。“現代訳聖書を一人でも多くの日本人に届けたい”と願っている私たちの教会としては、とてもうれしいことです。(なお、聖書は持参されなくても大丈夫です。)

読みやすい、分かり易い

「現代訳聖書」は、読まれた方はご存知ですが、“読みやすく、読むだけで分かる聖書”です。一般に「聖書は、わかりにくい!」との思いがありますが、「現代訳聖書」を読みますと、一目瞭然、分かりにくい箇所が、はっきりと意味が通じるのです。それは、「現代訳聖書」が「原語に忠実」と言う翻訳原則ではなく、歴史、社会、文化の違いを考慮に入れて、「原文の意味に忠実」に訳すという原則で翻訳されているからです。

「原語に忠実」に訳したのではわからない所を「原文の意味に忠実」に訳すので、分かりやすさでは比べようもありません。英訳聖書は15種類以上の聖書があり、その大多数が“原文の意味に忠実”に訳されていますが、このことは、英語圏において「分かりやすい翻訳」が市民権を得ていることを示しているのです。

礼拝メッセージの分かち合い

少し横道にそれましたが、分かりやすい翻訳の聖書を用い、分かりやすいメッセージが語られます。昼食が終わり、さらに残りたい方は、“礼拝メッセージの分かち合いクラス“というスモールグループの交わりがあります。その日の礼拝メッセージ(講解説教)から質問が用意されていて、その質問に答えながら、学びを深めかつ信仰の分かち合いをしていくものです。

質問に対しては、解答だけでなく、それに関してその人の持っている問題意識や悩み等も出されます。それを聞くことが、とても参考になる、爆笑になることもあります。一人一人違う受け止め方も聞くことが出来、人柄が映し出されて、スモールグループならでの交わりです。

(2018年10月 小坂圭吾)